もうすこし細かくコントロールできるクライアントを作るべく、Pahoプロジェクトのクライアントをインストールすることにしました。
現状のテストデバイスは、シェルとmosquittoのクライアントで完成させるつもりですが、次はこちらに移行しようかとおもってます。
手順は、Pahoのページにも出ていますので、とても簡単。
インストールする前に、簡単にお勉強。
Phao Projectとは一体何者?
Paho project
The Paho project provides scalable open-source client implementations of open and standard messaging protocols aimed at new, existing, and emerging applications for Machine‑to‑Machine (M2M) and Internet of Things (IoT).
M2M、IoTへのアプリケーションに向けた、オープンで標準なメッセージングプロトコルの、スケーラブルでオープンソースのクライアント実装を提供するプロジェクトです。
ということで、たしかにすごい広範囲のクライアント環境を提供しています。
##MQTT Clients
###C/C++
Posix C / Windows C
embedded systems
Posix C++ / Windows C++
embedded MQTT-SN (MQTT-SN って何??: このページの最後にメモ)###Java
J2SE
Android Service###JavaScript
###Python
###Go Client
###C# .Net and WinRT
###Utilities
MQTT Conformance/Interoperability Testing
で、目的のPython向けのクライアントモジュールは、
The Paho Python Client provides a client class with support for both MQTT v3.1 and v3.1.1 on Python 2.7 or 3.x.
ということで、2.7と3.xの両方をサポートしているようです。
ここまで確認した所で、インストールを始めました。
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となりました。
ここまで、10分かからず完了。
先人に感謝。引き続き、巨人の肩の上で仕事させてもらいます。
MQTT For Sensor Networks
だそうです。概略だけ、かいつまんでみると。
It is optimized for communications over networks where bandwidth is at a premium or where the network con-
nection could be intermittent. However MQTT requires an underlying network, such as TCP/IP, that provides
an ordered lossless connection capability and this is too complex for very simple, small footprint, and low-cost
devices such as wireless SAs.
The purpose of this document is to specify MQTT-SN, a pub/sub protocol for wireless sensor networks.
MQTT-SN can be considered as a version of MQTT which is adapted to the peculiarities of a wireless commu-
nication environment.センサーネットワークのような、回線の費用がかかるような場所、しばしば回線が落ちるようなところに最適化されたMQTTプロトコルではありますが、小さなローコストのシンプルデバイスにとっては、複雑すぎるTCP/IPのようなロスレスのコネクションを基礎にしています。
このドキュメントはワイヤレスセンサネットワークのためのパブリッシュ・サブスクライブプロトコルであるMQTT-SNの仕様を規定します。MQTT-SNはワイヤレスコミュニケーション環境の特色に特化したMQTTのバージョンだと考えられます。